こんにちは、むぎこです!
今回は、短時間でふっくら仕上げる「たらの煮付け」の作り方をご紹介します。
煮魚にごはんと味噌汁を添えるシンプルな組み合わせ。
心がほっと和むような献立ですよね。
魚の中でも、たらは年間を通してスーパーで売っていて、比較的安価なので手に入れやすく、よく食卓に登場します。
ホットクックの公式レシピに「かれいの煮付け(メニュー番号:26)」「さばのみそ煮(メニュー番号:42)」など、煮魚の調理メニューはありますが、たらとは相性が悪いのか、これらのコースを調理に使うと加熱しすぎて身はパサパサになり、イマイチな仕上がりに。
そこで、手動調理コースを使い、たらの煮付けのレシピを考案しました!
短時間で手間なく出来上がるので、きっとたらを煮付ける機会が増えるはずです。
それでは、作っていきましょう!!
作業時間 :5分
加熱時間 :15分
予約調理 :NG
まぜ技ユニット:使用しない
レシピ概要
材料(4人分)
- 生たら(切身):4切れ ※1切れの重量:100g前後が目安
- しょうが:1片
調味料A
- 酒:50ml
- みりん:50ml
- しょうゆ:50ml
- 砂糖:大さじ2
- 酢:小さじ1/2
酢は、味付けのためではなく、吹きこぼれ防止のために加えます。
小さじ1/2の量であれば、味に影響はないので必ず入れてください。
作り方
- しょうがは皮ごと薄切りにする。
- ホットクックの内鍋に調味料Aを入れ、軽く混ぜる。
- 生たらを重ならないように並べ、その上にしょうがの薄切りを散らす。
アルミホイルで落とし蓋をする。
- ホットクックの手動で作る→煮物を作る→まぜない→4分で調理を開始する。
- 加熱後、身が崩れないように器に盛りつけ、煮汁をかける。
作り方詳細
しょうがは皮ごと薄切りにします。

ホットクックの内鍋に調味料Aを入れ、軽く混ぜます。

生たらを重ならないように並べて、その上にしょうがの薄切りを散らします。

最後に、アルミホイルで落とし蓋をします。

ここまできたら、あとはホットクックにおまかせ!
内鍋をホットクックにセットし、手動で作る→煮物を作る→まぜない→4分で調理を開始します。

加熱時間は約15分(むぎこ実測)。


身が崩れないように器に盛りつけ、煮汁をかけて、完成です!
できあがり!

煮付けられた たらの身は箸を入れるとほろりと崩れるほどふっくらで、繊細な口当たり。
あっさりとした白身に、甘辛い煮汁がじんわりと染みて、口の中いっぱいに旨みが広がります。
ふんわり優しく煮た魚を、煮汁に浸して頂くタイプに仕上げています。
お弁当に入れるなど、味をしっかり染み込ませたい場合は、出来上がったあとに煮汁に入れて冷ましてください。
味がしっかりと染み込みます。
少し固くなってしまいますが、お弁当箱の中で崩れにくくなるのでその方が便利ですね。
このレシピで重要なことが2つあります。
- 少量の酢を加えること。
- アルミホイルで落し蓋をすること。
煮魚を作るとき、フライパンや鍋を使う場合でも気を抜くと煮汁が吹きこぼれることがあります。
ホットクックで煮魚を作るときも、蒸気口カバーから煮汁が噴き出すことがよくありました。
ボコボコボコッ!と音が立てて、煮汁が勢いよく噴き出します。
噴き出た煮汁がかかると危ないし、ホットクック本体や周囲、場合によっては床まで汚れるので掃除が大変…。
なんとか煮汁を噴出させずに、ホットクックで煮魚を作れないかと試行錯誤をしたところ、「酢を入れる」「アルミホイルで落し蓋をする」が有効であることが分かりました!
理由は分かりませんが…乳化力が強い酢(酢酸)を加えることで、煮汁の表面張力が低下し、発生した泡が上に押し上げられにくくなるのだと思います。
泡が上に行きにくくなるので、落し蓋をしないと煮汁に浸っていない部分に味が染みなくなってしまいます。
煮汁を対流させ、味ムラを防ぐためにも、アルミホイルの落し蓋をしてください。
ホットクックで安全に、そして美味しく煮魚を作るために、この2点は必ず守ってくださいね。
是非つくってみてください!