ホットクックでブロッコリーの美味しい蒸し時間を検証してみた。

こんにちは、むぎこです!

ホットクックで蒸し野菜を作る方も多いのではないでしょうか?
手軽にもう一品作れるのはとても便利ですよね!
我が家では野菜嫌いの息子が、なぜかブロッコリーはよく食べるので、よく蒸して食卓に出しています。

ホットクックを導入してから「ホットクックでブロッコリーが調理できるんだ!」とワクワクして試してみたのですが…

「ブロッコリー(ゆで)(メニュー番号:102)」「蒸し野菜(メニュー番号:241)」といったコースを試してみたところ…どうも美味しくできない…!
シャープさん…これはちょっと泣いちゃう…。

「ブロッコリー(ゆで)」コースは焦げ目がついて、苦味も強く、
「蒸し野菜」コースは明らかに蒸しすぎで、色は悪くて苦く、ふにゃふにゃな食感…。

手動で「蒸す」を使うにしても、何分蒸せばちょうどよく仕上がるのか、私自身いつも迷っていました。

そこで今回は、ホットクックでのブロッコリーの蒸し時間を変えて、どの時間が一番おいしく仕上がるのかを検証してみました!

それでは詳細をみていきましょう!

目次

材料と方法

材料

  • ブロッコリー(房の部分):100g(約1/2株分)
  • 水:100ml

検証方法

  1. ブロッコリーは小房に分け、蒸しトレイにのせる。
     
  2. 内鍋に水100mlを入れる。
     
  3. 水を入れた内鍋に蒸しトレイをのせ、ホットクックにセットする。
     
  4. ホットクックの手動で作る→蒸す→蒸し時間(1分、2分、3分、4分、5分、6分)をそれぞれで設定して調理を開始する。
     
  5. 加熱終了後、速やかにブロッコリーを取り出し、常温で冷ましてから、それぞれの仕上がりを評価する。
手順3:水を張った内鍋に、ブロッコリーをのせた蒸しトレイを設置した様子。

使用機種

ホットクックは、KN-HW24Gを使用しています。

ブロッコリーの量

ブロッコリーは100g(約1/2株分)で検証しました。
200g(約1株分)でも試しましたが、加熱時間や仕上がりに大きな違いが見られなかったため、今回は100gを基準としています。

内鍋に入れる水の量

内鍋に入れる水の量は100mlに設定しました。
ホットクックの公式レシピ「蒸し野菜(メニュー番号:241)」では、水の量が200mlとなっていますが、水が多いと沸騰までに時間がかかり、調理全体の時間が長くなってしまいます。
短時間で効率よく蒸す条件を確認したいため、今回は水100mlで検証していきます。

蒸し時間

蒸し時間は6パターン(1分、2分、3分、4分、5分、6分)で検証しました。

評価ポイント

各蒸し時間で仕上がったブロッコリーは、以下の3点を基準に評価しました。


  1. 見た目の鮮やかさを評価します。
    蒸し時間による色の変化(鮮やかさ・くすみ)をチェックしました。
     
  2. 食感
    歯ごたえや柔らかさを評価します。
    芯の残り具合や全体の食べやすさを総合的に判断しました。
     

  3. ブロッコリー本来の風味を評価します。
    青臭さが残っているか、甘みが引き出されているかを重視しました。

結果

それでは、さっそく実際に蒸してみた様子を見ていきましょう!
どのくらいの蒸し時間で、ちょうどいいブロッコリーに仕上がるのでしょうか?

蒸し時間:1分設定

たった1分の蒸し時間でも、鮮やかな緑色に!
ただ、食感はかなり硬くて甘さも引き出されていません。
このまま食べるのには不向きな仕上がりです。

くすんだ
鮮やか
食感
硬い
柔らかい
青臭い
甘い

蒸し時間:2分設定

img_7448-1.jpg

1分よりも柔らかくなったけれど、まだやや硬め。
つぼみはしっかり硬めですが、茎は少し柔らかく甘みも出てきました。ゴリゴリに硬い食感が好きな人にはアリかも?

くすんだ
鮮やか
食感
硬い
柔らかい
青臭い
甘い

蒸し時間:3分設定

全体的にほどよく柔らかくなり、甘みが引き出されて美味しくなりました!
食感はしっかりとしているので、硬めが好きな人にはベストなタイミングかも。

くすんだ
鮮やか
食感
硬い
柔らかい
青臭い
甘い

蒸し時間:4分設定

茎もつぼみも硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい蒸し加減!
ブロッコリーの甘みもしっかり感じられます。

くすんだ
鮮やか
食感
硬い
柔らかい
青臭い
甘い

蒸し時間:5分設定

色がややくすみ始め、見た目が少し悪くなりました。
とても柔らかくなった一方で、独特な苦味が出てきてしまい、味の質は落ちるという結果に。

くすんだ
鮮やか
食感
硬い
柔らかい
青臭い
甘い

蒸し時間:6分設定

5分と比較して色はより悪く、苦みもさらに増加。
正直、美味しくない仕上がりになりました。

くすんだ
鮮やか
食感
硬い
柔らかい
青臭い
甘い

考察

今回の検証を通して、蒸し時間が1分変わるだけで、ブロッコリーの仕上がりが大きく変わることが分かりました。

1分・2分の短い蒸し時間では、色味は鮮やかに仕上がったものの、食感がかなり固めで、風味も十分には引き出されませんでした。
そのまま食べるには不向きであるものの、炒め物などに使う場合の下茹で(下蒸し)としては活用できるかもしれません。

一方で、5分・6分といった長めの蒸し時間になると、食感がかなり柔らかくなり、色もくすみがちに。
特に6分では苦味が強く感じられ、蒸しすぎによる風味の劣化が見られました。

その中間である3分・4分の仕上がりが、最もバランスが取れていました!
3分ではまだ少し歯ごたえが残りつつも、しっかり甘みが出ていて、硬めの食感が好きな方にぴったり
そして4分は、食感・色・味のすべてがちょうどよい塩梅で整っており、万人におすすめできる理想的な蒸し加減でした。

今回の結果は、あくまで我が家のホットクック(KN-HW24G)と、使用したブロッコリーでの検証結果です。

他には、
・ブロッコリーの品種や茎の太さ
・内鍋に入れる水の量

といった条件の違いによって、仕上がりに微妙な差が出てくる可能性があります。

今回の検証では、水の量を100mlに統一しましたが、水が多ければ沸騰までに時間がかかり、実際の蒸し時間が長くなる傾向があります。
また、房の大きさや太さによっても、蒸し加減に差が出ます。
実際に作る際は、この結果を参考にしながら「自分の好みに合うかどうか」を少しずつ試しながら調整していただくのがベターです。

結論

ホットクックで美味しくブロッコリーを蒸すなら、3分か4分がおすすめです!
硬めが好きなら3分、柔らかめが好みなら4分がベストです。
ブロッコリーが好きな方も、苦手な方も、ぜひ一度試してみてくださいね!

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