こんにちは、むぎこです!
今回は、17分で完成する夏野菜たっぷりの「ラタトゥイユ」の作り方をご紹介します。
暑さが増してくると、キッチンに立つのもひと苦労。
でも、そんな季節だからこそ味わいたいのが、太陽をたっぷり浴びた夏野菜をふんだんに使った「ラタトゥイユ」です。
ホットクックを使って、キッチンで汗をかくことなく、加熱時間17分で完成します!
ポイントは、コンソメやベーコンなどの動物性食材を一切使わず、塩とオリーブオイル、にんにく、そしてハーブだけで仕上げるところ。
野菜本来の甘みや旨みをじっくり引き出すことで、素材が主役の一皿に仕上がります。
温かくても、冷やしても美味しくいただけるので、常備菜やおもてなしの一品としてもおすすめです。
それでは、作っていきましょう!!
作業時間 :10~15分
加熱時間 :17分
予約調理 :OK
まぜ技ユニット:使用する
レシピ概要
材料(4人分)
- 玉ねぎ:1個(200g)
- なす:3本(180g)
- ズッキーニ:1/2本(100g)
- パプリカ:1個(150g)
- トマト缶(ホールタイプ):ホールトマトを240g
- にんにく:2片
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩:小さじ1と1/2
- エルブ・ド・プロヴァンス:小さじ1 ※だしパックに入れる
パプリカは何色でもいいですが、黄色を使うと見た目が華やかになるのでおすすめです。
エルブ・ド・プロバンスは、ラタトゥイユ発祥の地である南仏のプロヴァンス地方でよく使われるハーブをバランスよく配合したミックスハーブです。
ラタトゥイユに限らず、さまざまな料理の味がバシッときまるのでおすすめです。
手に入らない場合は、ローズマリー、タイム、ローリエを単体もしくはミックスで、合計小さじ1になるように代用してください。
作り方
- にんにくはみじん切りにし、オリーブオイルと一緒にホットクックの内鍋に入れる。
- 玉ねぎ、パプリカは2〜3cmの角切りにする。
なす、ズッキーニは2〜3cmのいちょう切りまたは輪切りにする。
- ホットクックの内鍋に、玉ねぎ→なす・ズッキーニ→パプリカの順に入れる。
- トマト缶(ホールタイプ)から、ホールトマトだけを取り出し、240gを内鍋に入れる。
- 内鍋に塩、だしパックに詰めたエルブドプロヴァンスを加える。
- まぜ技ユニットを取り付け、ホットクックの豚バラ大根コース(メニュー番号:5)で調理を開始する。
- 加熱後、エルブ・ド・プロヴァンスの入っただしパックを取り出し、器に盛り付ける。
作り方詳細
にんにくはみじん切りにし、オリーブオイルと一緒にホットクックの内鍋に入れます。


にんにくをできるだけ長い時間オリーブオイルに浸けたまま加熱することで、にんにくの香り・風味をオリーブオイルにしっかりと移します。
玉ねぎ、パプリカは2〜3cmの角切りに、なす、ズッキーニは2〜3cmのいちょう切りもしくは輪切りにします。



ホットクックの内鍋に、玉ねぎ→なす・ズッキーニ→パプリカの順に入れていきます。

なすは油を吸いやすいので、一番下に入れないようにしましょう。
パプリカは火が通りやすいので、一番上に置くのがポイントです。
トマト缶(ホールタイプ)から、ホールトマトだけを取り出し、240gを計って内鍋に入れます。



あまりにも大きい場合や、気になる場合は小さく切ってもOKです。
この時、トマト缶のジュース部分は入れず、「ホールトマトのみ」「入れるのは240g程度」を守ってください。
トマト缶を全て入れてしまうとトマトが多くなりすぎて、ラタトゥイユではなくただのトマト煮にななってしまいます…。
せっかくの夏野菜の個性が薄れてしまうので、全部入れたい気持ちをぐっとこらえて、ホールトマト240g前後のみを入れてください。
最後に、塩(小さじ1と1/2)とだしパックに入れたエルブ・ド・プロヴァンス(小さじ1)を加えます。



ここまできたら、あとはホットクックにおまかせ!
内鍋をホットクックにセットし、まぜ技ユニットを取り付けて、豚バラ大根コース(メニュー番号:5)で調理を開始します。

「ホットクック公式のラタトゥイユ(メニュー番号:82)は40分加熱なのに、20分加熱の豚バラ大根コースでいいの?!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
ちゃんと美味しくできます。
むしろ、夏野菜の食感を残しながら、短時間で仕上げることができます。
加熱時間は約17分(むぎこ実測)。

加熱が終わったら、エルブ・ド・プロヴァンスの入っただしパックを取り出します。
器に盛り付けて、完成です!
できあがり!

本来の食感を活かしつつも、やわらかく煮込まれたなすやズッキーニ、パプリカが口の中でふわっとほどけます。
塩とオリーブオイル、にんにく、そしてプロヴァンスのハーブが全体を引き締め、複雑ながらも優しい味わいに。
動物性のうまみを加えていないのに、驚くほどの満足感!
野菜の水分だけで煮込んだとは思えないほど深みのある味で、それぞれの野菜の個性がぶつかることなく、絶妙に調和しています。
そのままでも美味しいですが、冷やして前菜にしたり、パンに添えたり、パスタやオムレツにのせても絶品です。
トマト缶ではなく、フレッシュなトマトで作っても美味しいです。
その場合は、トマトの中のゼリー状の部分を除いて、約240gを使用してください。
ゼリー部分も入れると、水っぽい仕上がりになってしまいます。
トマトを薄皮が気になる場合は、ちょっと手間ですが湯むきして取り除くと良い仕上がりになります。
日を置くごとに味がなじむので、作り置きにもおすすめ。
保存期間は冷蔵庫で3日程度が目安です。

予約調理もできますが、野菜がかなり柔らかくなる点にご注意を。
野菜から水が出るので、味が薄くなっていたら塩(分量外)を加えて調整してくださいね。
是非つくってみてください!